15歳

 

最近、寒さを感じつつも

少し温かさを感じる時が増えました。

2月も半ばになって春が見え隠れしますね。

 

今朝は曇ってたのに昼前になったら太陽が顔を見せ、

けど今また曇り始めてます。

陽が射した時の空の色の柔らかさ、また見たい気分です。

 

さて、やっと読み終えました。

君たちはどう生きるか

今日は本の感想は置いておいて。

 

実は読んでる時に15歳の自分を思い出そうとしてました。

15歳と言うのは、本書の主人公’コペル君’の年齢です。

この齢くらいの時にこの本に出合ってたとして、

果たして理解が出来ただろうかと考えてました。

んー、無理だろうなぁ。

そんな風に思いながら読んでました。

 

コペル君が15歳だった時代と私の15歳の時代は違います。

最初は、自分の時代の方が物に溢れてて、

周りも自分も好きなものに夢中になり必死になり過ぎてて、

だから「考える」なんて余裕は無かった気がしてたんです。

 

けど、コペル君の周りで起きてた事件などは、

時代に変わらず常に隣り合わせな事ばかりだと思えると、

余裕がなかったのではなくて、「考える」から逃げてたのかなって。

だって何でもあるから逃げ道なんて直ぐに作れた気がするんです。

 

誰もが無いものねだりで、「もしも...」と考えて、

今とは違う道を通ってたらと思うことはありますよね。

この本を読んで私も思いました。

もしもコペル君みたいに考えてたら、もしかしたら...

今みたいな平凡な主婦にはなってなかったかも。

まぁ、今の自分は自分でアリだとは思ってるんですけど、

やはり考えてしまいます。

 

「考える」ことの大事さを改めて感じつつも、

けど今は色んな物があるから逃げ道も作りやすい。

たぶん逃げることは悪い事ではなくて、

必要な場面もたくさんあるんだろうと思います。

でも必要な時は逃げずに考える。

この齢になって改めて思いました。

 

あ、ちなみに。

この本の中では二度ほど、歴史に話を沿わせながら

「考える」場面があったんですけど、

その中で歴史の出来事を詳しく説明してくれるんです。

そこから、その歴史にも興味が湧いたりしました。

 

文体も優しく、文庫版じゃない最近発売されたタイプだと

字が大きくて読みやすかったです。

ずっと話題になってる本なのですが、驚く事に発刊は昭和12年

今でも色褪せない本だと思います。

昔読んだことがあるとしても、また少し年齢を重ねてるのであれば、

もう一度読むと新しい発見があるかもしれませんね。

私もまた、時間が経ってから読み直してみたいと思います。

 

  

広告を非表示にする